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「今日もよい1日だった」を実感 ♫ ~スケジュールの活用を~

「今日もよい1日だった」を実感 ♫ ~スケジュールの活用を~

2020年5月11日

楽しいはずのGWも過ぎ、それでも続く子どもたちのお休み、イライラも積もり積もって爆発・・・という方はみえませんか?
毎日、本当にお疲れ様です。言語聴覚士の中村です。

そういう私も家に帰れば2児の母、爆発までいかなくてもの嫌味のひとこと、ふたことをチクッ、チクリ、後で反省する毎日です。
心穏やかに過ごせる良い方法はないものか・・・そんな時、ふと浮かんだのがアレ!
「スケジュール」です。

里童でも集団での療育ではもちろん、個別でのリハビリの時間でも使われているのを目にすることが多いですね。
「今日の予定は、1番・・・・、2番・・・」っていうアレです。
アレを使うと、なぜかスムーズに動ける子どもさん、多くないですか?
「1番・・・、お~し~まい!」っていうと、気持ちもすっきり、色々あったけど頑張ったなあ、なんて小さな達成感も味わえたりします。

これを家で成功させるには、いくつかの秘訣があるような気がします。
1つ目は、やらなければならないことばかりを並べないこと。頑張った後は、楽しいこと。そんなふうに組まれていたら、それを楽しみにいつもよりも頑張れるかも。
2つ目は、たくさん並べ過ぎないこと。あんまりたくさんのことを計画すると、かえってそのスケジュールに縛られて苦しくなってしまうこともあります。
3つ目は、1日によく似た内容ばかりを並べないこと。身体を動かす時間があったり、何かを作る時間があったり、いわゆるお勉強の時間があったり、お手伝いの時間があったり、お出かけやテレビの時間、もちろん自由遊びやおやつなんかも良いですね。

うちの子にスケジュールはまだ早いのでは・・・とか、書いても文字が読めないので・・・と思われる方もみえるかと思いますが、大丈夫。
スケジュールは、文字で書かなければならないと決まっているわけではないので、お子さんに合わせて写真や絵で伝えるのも良し、その活動で実際に使う物を使っても良し、
伝え方は色々です。伝え方は違っても、順番に並べておいて終わったら1つ1つ消えていく、このすっきり感が良いですね。
はじめは、何のことかわからないお子さんもやっていくうちにスケジュールが何を示しているかがだんだんわかってスムーズに行動できるようになることと思います。
可能なら、毎朝(前の夜?)お子さんとスケジュールを相談して決めたり、そこから発展してカレンダーで少し先の予定を入れておいて、楽しみに準備したり・・・
色々な活かし方がありますね。

「今日も1日中怒って終わってしまった」なんて反省しているお家の方、怒りながらも案外必要なことは、やっていることと思います。
同じやるなら、「今日もこれとこれだけは出来た!」って親子で達成感を味わいながら、1日を終われると心穏やかに過ごせるかもしれません。
そして、お休みの日も作ることもお忘れなく・・・
色々あってみんないい。我が家流のスケジュール活用術を編み出して、長い「ステイホーム」の時間を心穏やかに、楽しく過ごしましょう。

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