こんにちは。当院ではいろいろな専門職が働いています。
今回はわたしたち心理士について少し紹介させていただきます。
心理士の仕事は「心理学に基づく知識や技術を生かして相談者の悩みを軽減し、その人らしく生きることの援助をする」ことです。
大切なのは「その人らしく生きること」です。こども達には「自分で成長する力」があり、親や先生など大人には「自分で悩みを解決する力」があります。わたしたちはそれらの力をうまく引き出し、援助することで、地域のこども達がのびのびと健全に成長するお手伝いをしたいと考えています。
ところが、色々な困りごとを抱えると、気持ちが沈んだり、不安が大きくなって本来持っているはずの「自分で成長したり悩みを解決する力」が発揮できなくなることがあります。こども達は成長の過程で、様々な困りごとに出会います。困りごとが起きてくるのはこども達が成長した証です。色々な困りごとを乗り越える中で、こども達と親、ともに成長をしていくのだと思います。
私たち心理士の病院での主な仕事は、心理検査・発達検査を行うことや、カウンセリングを行うことです。心理検査・発達検査やカウンセリングについては、ぜひまた別の機会にお話させていただければと思います。
日々、病院でこども達に関わっていると、こども達には様々な個性があり、それがまた魅力的でもあります。こども達の大切な個性をつぶさないように、より魅力的に輝けるように、援助させて頂ければとおもいます。